ごあいさつ

 明るく静かな浜寺諏訪森の地で生まれたふなお幼稚園も、子どもたちと共に歩み続けて90年が経ちました。

 当園では創立以来、キリスト教の愛と奉仕の精神を基として、子ども一人ひとりと丁寧にかかわりながら、創造性・感受性豊かな子どもに育つことを目標に保育を行っています。

 特に子ども達が安心して園生活を送れるように、“いつもどおり”の活動を大切にしています。毎日がお祭りさわぎのような、見栄えを重視した刺激の強い保育をしていると、子どもはより強い刺激を求めるようになり、精神的に落ち着かなくなってしまいます。“いつもどおりの活動をすることによって、子どもたちが次の活動に見通しを持ち、何事にも集中して取り組めるように、落ち着いた環境づくりを心掛けています。そして、子ども一人ひとりにたっぷりと愛情を注ぐことで、神さまと人に愛されることを知り、自分が好きになり、思いやりのある人間に育つことを願いながら、いろんな体験や経験を通して人格形成の根っこの部分をしっかりと育てていきます。

温かい雰囲気のなかで、一緒に楽しく子育てをしましょう!

皆様のご入園をお待ちしております。

 

学校法人三宅学園

理事長 三宅 育


保 育 目 標

  1. 自分から挨拶する子ども
  2. 呼ばれたら「ハイ」と返事が出来る子ども
  3. 行儀の良い子ども
  4. 思いやりのある子ども
  5. 創造性・感受性豊かな子ども

合 言 葉

 

 

 子ども一人ひとりの “ありのまま” を認め、それぞれがまわりのみんなから愛され、育ち合っていく、ふなお幼稚園の合言葉

 

 チームふなお  ヨーソロー!

 

 ※「ヨーソロー」とは・・・
 船乗り用語(号令)で、“そのままで良いですよ”という意味です。

 人間の根っこの部分が育つ大事な幼児期は、注意する(教える)ことはあっても、叱る必要はほとんどありません。「ヨーソロー、ヨーソロー」と言いながら、大人が上手に舵を切ってあげれば良いと思うのです。子育ては大変ですが、みんなで一緒に楽しみましょう。


沿 革

・1914年(大正 3年) 

将来の日本を背負って立つ青少年の育成をめざし、堺バプテスト教会日曜学校が開設される。

 

・1915年(大正 4年) 

上記の宗教教育機関を母体とした「船尾日曜学校」が開設される。創立100周年にあたる平成27年春からは「土曜学校」として現在も継続している。

 

1933年(昭和 8年)3月17日)

キリスト教精神を基とした幼児教育の場として「船尾幼稚園」を設立し、 大阪府より認可を受ける。

初代園長 三宅 慎一 就任

 

・1944年(昭和19年

2代目園長 三宅 清 就任

 

・1978年(昭和53年

「学校法人三宅学園 船尾幼稚園」を発足。

 理事長 三宅 清 就任

 

・1983年(昭和58年

3代目園長 三宅 禮子 就任

  理事長 三宅 信 就任

 

・1984年(昭和59年

創立50周年記念式典を催行。(1年遅れで)

 

・1993年(平成 5年

創立60周年。 金田陽子氏(卒園生)による記念ピアノコンサートを開催。

 

・2003年(平成15年

創立70周年記念式典を催行。記念誌「はこぶね」刊行。

 

・2010年(平成22年)

4代目園長 三宅 育 就任

 

・2013年(平成25年)

創立80周年。

堺市より認定を受け、家庭的保育事業(現小規模保育事業)「船尾ナーサリーみんなの家」を開設。

今まで以上に子どものヤル気を引き出し、「心の力」をつけさせたいという思いから、YYプロジェクトを導入。

 

・2018年(平成30年)

理事長 三宅 育 就任(園長兼任)

 

 

・2019年(平成31年・令和1年)

   新制度移行。小規模保育と幼稚園を一体化して、幼稚園型認定こども園となる。

園名を「船尾幼稚園」から「ふなお幼稚園」(ひらがな表記)に変更